マネーフォワードMEは貯蓄、資産形成のための家計簿アプリとしてとても人気ですよね。
レシート撮影機能や、金融機関との連携が無料でできるなど、家計簿作成の手間をかなり減らしてくれます。
ずぼらなosayuが何度も挫折した家計簿作成、このマネーフォワードMEを導入してからサクサク楽しく行えるようになりとても感謝していたのですが、2022年、無料連携口座数が10口座から4口座へ減ってしまうという悲しい改定が発表されました。
せっかく仕組化できた家計簿を手放したくない・・!という強い思いから、試しに1年プレミアム会員になり、使い倒してみて分かったメリット・デメリットがありましたので共有させてください。
資産の推移を確認できるのでモチベーションが上がる
プレミアム会員になるとマネーフォワードを始めた時点からの資産推移を確認することができます。預金・株などの資産別に自動でグラフ化をしてくれます。

これが、すこしずつでも右肩上がりのグラフになっている場合、見ていてニヤニヤしてしまいます。これ、予想以上に嬉しいもので、単純な私は暇さえあればアプリを開き、データを更新してはグラフを眺める癖がつきました。1日1回は開いていたと思います(笑)
そのついでに毎回入出金を確認していたので、こまめに更新するモチベーションにもなりました。家計簿アプリをつける癖をつけるために、プレミアム会員に登録してみるというのもありだと思います。
より詳細な家計簿を自動作成できる
プレミアム会員になると、無限に口座連携ができるようになります。
今まで連携してこなかった、子供の口座やネット通販などもどんどん連携することで、より詳細な入出金明細が自動反映されたり、家計の支出や資産の把握がより詳細にできるようになりました。

自分で入力しなくても、自分より詳しくめんどくさい家計簿を作ってくれるなんて、ほんとにありがたいですよね。
資産の動きに気を取られ、肝心の支出管理に意識が向かない

ここからはデメリットです。
資産の動きや内容が詳細に把握できるようになったことや、アプリを立ち上げる頻度が上がったのは良いことですが、肝心の支出の振り返りがおざなりになっていることにある日気が付きました。
株や投資信託等の価格は日々変動するので、どうしても資産の変動に目が行ってしまいます。変動の大きいときは特に、日々のこまごまとした支出の金額が些細なことのように感じられてしまうのです。
支出の振り返りこそが家計簿をつける目的、頭ではわかっているのですが、どうも気持ちが付いていきません。これは思いもよらないデメリットでした。
もともと、宵越しの金は持たない気質の私なので、「まだお金があるからいっか~」と、心のどこかで考えてしまっているように思います。
簿記でいうBSとPLを分けて考えることは、家計においても大切なんだなと実感しました。
連携が切れた時のメンテナンスが手間
せっかく毎月お金を払っているんだからと、可能な限り連携させてみたはいいものの、定期メンテナンスや再認証など、連携が切れる切れる・・特にamazonは手動更新のたびに認証があるためとても手間でした。
セキュリティのためには仕方ないとは思いつつも、時間を短縮したくて使っているものなので、やはりストレスでしたね。
明細のダブりの交通整理が手間
可能な限り連携することで、当然入出金の明細が増えるのですが、そのなかでダブりが発生することがあります。
例えばamazonや楽天などのネット通販の明細も連携することができて、商品名や割引クーポン内容まで反映されるので、「この店で何買ったっけ・・?」となることがなくなり便利な反面、時間差でカードの利用明細としても反映されて二重計上となるため、手動で振替に変更する必要があります。
ある程度手動で処理していると、システムが自動で振り分けてくれるようになるのですが、それでもちゃんとできているかの確認も地味にストレスでした。
連携数をほどよく整えればいいといえばそうなんだけど・・(貧乏性)
1年試してみた結果、自分にあった家計管理に一歩近づいた
いかがでしたでしょうか?
年間5300円という出費は痛かったですが、とことん使い込んでみることで見えてきたものもありました。
この教訓を生かして、来年はよりすっきりした家計管理が出来るよう準備をしていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!